声優の佐倉綾音(27)が17日、都内で行われたアニメ映画「劇場編集版 かくしごと ーひめごとはなんですかー」の舞台あいさつに登壇した。
佐倉は「個人的に、お客さんが満員の会場を見るのが2年ぶりくらいなので、今すごく感無量です。こんな素敵な空間で私たち、本来は仕事してたんだっていうふうに思えてうれしい」と感動のコメント。だが直後に一転して「作品によっては、別にコロナじゃなくても埋まらない会場もありますが...」とジョークを飛ばして笑わせた。
メガホンを取った村野裕太監督によると、佐倉には本来、もっと収録に参加してもらう予定だったが、〝尺〟の関係でカットされたという。佐倉は「出た!尺の関係!一番嫌いな言葉です」とぼやきつつ、「でももらえるお金は一緒か…」と、生々しい話で再び笑いを誘った。
今作は、月刊少年マガジンで連載された同名漫画が原作の、ちょっと下品な漫画を描いている父と小学生の一人娘が繰り広げる笑いと感動の物語。劇場編集版として、20年4~6月に放送されたテレビアニメ版に新規カットを追加し、テレビでは描かれなかった〝もう一つのラスト〟が登場する。