ブリトニー・スピアーズの担当弁護士が辞任した。13年間ブリトニーの裁判を担当した国選弁護人のサム・インガムだったが、辞任の意向を綴った書類を提出、判事が認めブリトニーの新しい弁護士が決まり次第、インガムはブリトニーの案件から降りることとなる。
関係者らがTMZに明かしたところによると、インガムは先月ブリトニーが、自身の成年後見人制度の終了を求める発言をすることを全く知らなかったそうで、かなり衝撃を受けたと言われている。
2008年にブリトニーが神経衰弱に陥った事で始まった同制度だが、インガムは本人に選択の自由を与えていたものの、制度の終了は求めていなかったという。一方、父ジェイミー・スピアーズを後見人から除く件についてはブリトニーと話をしていたが、同制度を完全に停止したいとは聞かされていなかったようだ。
今回のインガム辞任の前にはブリトニーがパフォーマンスから引退したとしてラリー・ルドルフがマネージャーを辞任、そして、ジェイミーと並び成年後見人を務めていた資産管理会社ベッセマー・トラスト・カンパニー・オブ・カリフォルニアがその任務から手を引いていた。
先月リモート出廷したブリトニーはこう訴えていた。「変化を要求します。私は変化をしてもらう価値があります。もう一度座り査定されなければならないと言われました。成年後見人制度終了の請願ができることを私は知らなかった。全くその可能性を知らなかったんです。自分が誰かに査定される必要があるとは思いません。私はもう十分やりきりました」