峯岸みなみ「心がイケメンの人を引き当てたい」AKB最後の1期生、卒業後の思い語る

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 元気よくジャンプする峯岸みなみ(撮影・堀内翔) 
 元気よくジャンプする峯岸みなみ(撮影・堀内翔) 

 22日に横浜市のぴあアリーナMMで卒業コンサートを開くAKB48の峯岸みなみ(28)がこのほど、デイリースポーツなどの取材に応じた。2005年12月8日の劇場デビューから約15年半。最後の1期生として活動を続けてこられた要因のひとつに13年の“丸刈り騒動”を挙げた峯岸。卒業後は「心がイケメンの人を引き当てたい」とちゃめっ気たっぷりに笑った。

 19年12月の卒業発表から約1年半。コロナ禍で延期となっていた卒業コンサートが迫ってきた。節目の日まで1週間を切り「紆余(うよ)曲折してコンサートができる。やっとだなという気持ちと、あんなに望んでいた割に、近くなるとさみしくなるものだなと思いますね」と感慨深げに心境を口にした。

 在籍日数は5600日を超える。山あり谷ありの15年半。最後の1期生として活動を続けてきた理由のひとつに、13年の“丸刈り騒動”を挙げた。国内外で波紋を呼んだ前代未聞の謝罪。その後、研究生に降格した。「つらかったですね」。在籍中、最も逆風にさらされた時期だった。

 「あそこで辞めなかったからこそ、自分の卒業のタイミングにこだわれたと思っていて。あんなことがあっても辞めなかったんだから、中途半端な気持ちで逃げるように辞めちゃいけないって思ったんですよね。あれよりつらいことはないだろうって気持ちでここまで頑張れたというのはあるかなと思います」

 辞めずに残ることを受け入れてくれたファンのため、卒業のタイミングを模索した。気づけば周りは年下ばかりになった。グループ創設から絶頂まで駆け上がった自らの10代。そこと重ね合わせ、今の10代への“物足りなさ”も感じている。

 「みんな物わかりがいい。現状に反発しないというか、こういうものなんだろうなという、すぐ受け入れているような感じがする。私が若かった時はわがままで感情的で悔しがったり悲しがったり起伏が激しかった。もっと歯向かったりする気持ちがあっても面白いのかなと思います」

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