「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 3rd Live! school idol Festival〜夢の始まり〜」が9日、埼玉・メットライフドームで行われ、8日からの2日間公演を締めくくった。ナンバリング公演としては、2019年12月に開催された初ライブ以来、約1年半ぶりに有観客で開催された。キャストは笑顔や涙を見せながら感謝と今後への決意を口にした。
ステージで感情を爆発させた。近江彼方役の鬼頭明里は「開催できたのが奇跡、本当に本当に嬉しい」と笑顔を見せた。朝香果林役の久保田未夢は「今度このメットライフドームに帰ってくるときは、めいいっぱいお客さんが入ってるようにこれからもがんばりたい!」と元気いっぱいに決意表明。中心的存在の上原歩夢役の大西亜玖璃は「みゆたん(久保田未夢の愛称)も言ってたけど、芝生の席が埋まるほど満員の中でライブがしたい!」と目を潤わせて、ファンに誓った。
2020年10月から12月にかけTOKYO MXほかで放送された番組中の楽曲で構成され、多数の初パフォーマンスが披露された。アニメ映像をバックにキャストが躍動し〝これぞ2.5次元ライブ〟の演出。観客は手拍子とサイリウムを振り、ステージを後押しした。
ライブ終盤では来年放送予定のテレビアニメ2期制作が発表された。観客は鳴り止まない拍手でキャストに応えた。「4thライブ」開催も発表された。新たな展開に会場、そして有料配信を視聴するファンは心を躍らせた。
アンコールの最後にはテレビアニメのエンディングテーマ「NEO SKY,NEO MAP」を披露。「どこに向かうか分からないけれど面白い未来が待ってる」という歌詞が、彼女たちが行く先を暗示しているように思えた。