リンゴ・スター(80)が、ザ・ビートルズの数ある曲の中で最も好きなのは『カム・トゥゲザー』だという。リンゴは、『カム・トゥゲザー』はビートルズにピッタリとハマったと思ったのだそうだ。今は亡きジョン・レノンと、ジョージ・ハリソン、そしてポール・マッカートニーと伝説のバンド、ザ・ビートルズのメンバーであったリンゴは、スティーヴン・コルベアがホストを務める『ザ・レイト・ショー』に出演した際、1969年発売の同ヒット曲が、最も好きな曲だと明かした。
「残りの人生、一曲だけ聞くとしたら、どの曲?」と聞かれたリンゴは、「『カム・トゥゲザー』だね」「他にも沢山、好きな曲はあるけど、一つ選べと言われれば、『カム・トゥゲザー』は悪くないと思う。バンドと歌が完璧にハマっていて、ジョンはジョンらしかった。あの瞬間は最高だったよ」と答えた。
またリンゴは、死後の世界についての考えにも言及、天国にはあまり長くいたくないとして「みんな、天国へ行くと思うんだ。天国は素晴らしいけど、長くは居たくないよ。自分をまた取り戻して、最後にそこにいた時に、やり残したことをやるんだ」と語った。
一方で、ポールは、ボブ・ディランがザ・ビートルズにマリファナを教えたことを最近になって明かしている。同バンドのメンバーは、ニューヨークのホテルの一室で開かれたあるパーティーにて、「良い大人」な態度を振舞っていたというが、あとからやってきたディランにリンゴがマリファナを勧められたそうで、ポールは当時を次のように回想している。「あれは1964年8月、ニューヨークのパーク・アベニューと59番街の角に立っていたデルモニコ・ホテルでの事だった」「その一室にいて、僕らはスコッチとコーラを手に、良い大人でいたんだ。何かのアフターパーティーだったと思う」「そこにディランが現れて、ローディーと共に寝室に行った。それでリンゴは何をしているのか見についていったんだ」「そしたら、ディランがマリファナたばこを巻いているのを見つけて、自分も吸ってきた。それで、僕らのところに戻ってきたから、『どうだった?』って聞いたんだ」「リンゴは『天井が落ちてきているみたいだ』って言ってね。僕らもそっちの部屋に行って、『俺たちにもちょっと吸わせて!』って言ったものさ」「あれが僕らが初めてハイになった日だったよ」