〝イケメン〟華道家グループ「IKENOBOYS」に海外からも熱い注目 カーネーション生け花を披露

イケメン華道男子グループ・IKENOBOYS (イケノボーイズ)小杉秀樹氏(27)と馬場健氏(20)が7日、京都市・池坊会館で「IKENOBOYS 花のライブ配信」に出演。母の日にちなみ、カーネーションを使ったいけこみパフォーマンスを披露した。

IKENOBOYSは華道家元・池坊に所属する12人組〝イケメン〟(花を生けるメンズ)グループ。母の日に向けて、小杉氏は「コロナ禍で家族に会えない方もいらっしゃると思います。その中で、お花の写真にメッセージを添えて贈るだけでも心が伝わると思います」とコメント。宮崎県出身で京都在住の馬場氏は「遠く離れていてもいつも応援してくれてありがとうございます」と母への感謝を口にした。

IKENOBOYSのいけこみイベントは昨年7月からスタート。今年に入ってからは4回目の開催となった。過去の配信アーカイブ動画は約1万~1万5000回以上再生されたものもあり、世界各地から注目を集めている。

イベントの模様は池坊のFacebookアカウントから配信され、日本だけでなく中華圏やベトナム、アメリカ、インド、フィリピンなどからもコメントが寄せられた。池坊によるとリアルタイム視聴者の7割以上が海外在住者だったという。

コロナ禍で配信パフォーマンスの機会が増えた。小杉氏は「(海外からも見られる)ライブ配信ということもあり、外国の方にはハサミを使って切る姿というのが印象的にはよくない場合もあるので、気をつけています」と語った。さらに、生で鑑賞する場合と画面上では見え方が異なるといい「よりお花の正面を見せるように生けています」と工夫を明かした。

小杉氏と馬場氏は音楽家ユニット・京都カルテットの演奏に合わせ、カーネーションや青もみじを使った3点の生け花を製作。小杉氏は「青もみじは初夏ならではのみずみずしさ、季節感を出しています」と話した。

IKENOBOYSは華道を次世代へ継承する活動として2016年11月に結成した。小杉氏と馬場氏は昨年11月に新規メンバーとして同グループに加入。馬場氏は半年間の活動で、二条城ライトアップとのコラボイベントが印象的だったといい、「普段のお稽古や生け花ではライトアップしたりライトを巻き付けたりというのはなかなかなくて、新しい価値観や手法を取り入れながら自分の華道の力をより高めていくことができると思いました」と話した。

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