ウィリアム王子も非難の欧州スーパーリーグ 計画から撤退チーム続々

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ウィリアム王子
ウィリアム王子

 イギリスのウィリアム王子が、サッカー界で欧州スーパーリーグを創設するという構想を強く非難した。イングランドのサッカー協会で会長を務める王子は、ヨーロッパの強豪チームのみが参加するリーグを創設するというその計画についての見解を19日にツイッターで発表した。

 そこには「今はこれまで以上に、トップレベルから市民レベルまでの全サッカー界、そして試合の価値や公平さを根本から守る必要があるのです」「スーパーリーグが私たちの愛するサッカー試合に悪影響を及ぼす可能性があるのでないかと懸念するファンの皆さんと私も同じ気持ちです」と綴られた。

 イギリスのプレミアリーグからは当初アーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、トッテナム・ホットスパー、リバプールら強豪6チームが参加を表明していたが、そのことによりプレミアリーグに参加できなくなる見込みとなっていた。だが合意直後から各方面から強い反発を招いたことから、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、アーセナル、マンチェスター・シティー、トットナムが不参加を発表。さらに英メディアによるとチェルシーも撤退するという。

 この構想に対しては、多くの批判の声が上がっており、マンチェスター・ユナイテッドのスター選手であったデビッド・ベッカムも、サッカーは「ファンなしではあり得ない」スポーツであり、試合の「価値」を失うことになるとソーシャルメディアで非難していた。

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