福岡県の福岡市博物館が、７月１６日～９月５日まで開催する特別展「徳川家康と歴代将軍～国宝・久能山東照宮の名宝～」と、７月６～９月５日まで開催する企画展「天下取りと黒田孝高・長政」が、超人気ゲーム「刀剣乱舞―ＯＮＬＩＮＥ―」とのコラボ企画を行うことが発表され、ネット上を中心に大きな盛り上がりを見せている。
両展覧会に、作品内に登場する人気キャラクターとなった刀剣「ソハヤノツルキ」「日光一文字」「へし切長谷部」「日本号」が展示されることから、夢のコラボが実現。企画は７月１６日から行われ、会場には各キャラクターの等身大パネルが設置されるほか、コラボチケットやオリジナルコラボグッズが販売される。さらに、会場内の音声ガイドは、ゲーム内での「日光一文字」役の声優・置鮎隆太郎（５１）が務めるという豪華な内容だ。
福岡市博物館では、これまでも「刀剣乱舞」とのコラボを行ってきた。２０１９年９月７日～１１月４日には、特別展「侍～もののふの美の系譜～」とのコラボも実施。同館によると、「他の展示とはお客さまの入りが全然違う」といい、会期中に７万人ものファンが来場したという。今回はコロナ禍だけに集客は読めないが、同館の広報担当は「対策はきちんと行った上で実施します。多くのお客さまに来ていただければと思っております」と話した。
今回、展示される４口は、作品内でのキャラクター人気の高い刀剣。コラボを発表した同館のツイートには、１万２０００件を超えるリツイート、１万９０００件を超える「いいね」がなされ、「絶対行きます！」などの書き込みが相次いだ。刀剣乱舞ファンの中には、同館を「新たな聖地」と認定する声もあり、今後の展開も注目される。
