台湾メイドカフェ「LIW」が日本逆上陸 京都にコラボ店オープンの狙いとは

青島 ほなみ 青島 ほなみ

風情ある街並みの中で目を引くミニスカート姿のメイドたち。京都で定期開催される伝統とポップカルチャーが融合する最先端イベントが大きな注目を集めている。

4月11日、台湾メイドカフェ「Lilith in Wonderland」 (以下「LIW」)京都コラボ店がオープンした。この企画は昨年から月1度、京都市内で開催されているLIWによるメイドカフェイベント。台北西門町で展開するLIWは、メイド、アイドル、コスプレといった日本のポップカルチャーを発信するため、日本人オーナーがプロデュースする人気メイドカフェ。この逆上陸とも言える企画には一体どんな狙いが込められているのだろうか?LIW京都コラボ店総括プロデューサーにお話を聞いた。

 青島ほなみ(以下「青島」):台湾メイドカフェを京都で開催される理由をお聞かせください。

プロデューサー:京都コラボ店の企画は2020年10月からスタートし、11月、12月、そして今回4月と月1回ずつ単発で開催しています。単なるメイドカフェでなく、地域活性やコロナ禍明けの京都のインバウンド、アウトバウンドに繋げることを狙いとしています。利用低迷する戸建てのゲストハウスや飲食店に、「メイドカフェ×宿泊施設・飲食店」の利点を活かしたコラボレーションのご提案をしています。毎回、地域の飲食店さんとコラボを行い、場所を変えながら開催しているのですが、今回は嵐山にある飲食店、嵯峨野FACTORYさんの2階で開催しました。

青島:一般的なメイドカフェとどう違うのでしょうか?

プロデューサー:過去には、京都でゲストハウスを併設する台湾カフェとコラボレーションを行い、台湾茶やソウルフードを楽しんで頂けるコンセプトのメイドカフェとして開催しました。また、毎年「台湾漫画博覧会」出演するなど台湾アイドルと交流がある、京都アイドルグループ「Purpure☆N.E.O」がメイドとして参加しています。日本と台湾を繋ぐアンテナショップ的なサービスを狙いにしています。

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同店の一番人気メニューは、ドリンク+フード+チェキ撮影のセット。お決まりの「美味しくなぁれ萌えもえきゅん♡」が聞けるなど、王道なコンセプトでメイドカフェ初心者でも楽しむことができる。

メイドキャストである京都のアイドル「Purpure☆N.E.O」によっておこなわれたステージパフォーマンスは家族連れで楽しむ人も。テーブルチャージ45分/500円で何時間でも滞在できるため、一日中滞在して楽しむファンもいたようだ。

現在LIW京都コラボ店では、台湾との交流に興味があるアイドルやレイヤー、飲食店や宿泊施設を募集中。メイドカフェから始まる、人や地域の繋がりに期待が膨らむ。


「Lilith in Wonderland」京都コラボ店

Twitterアカウント:Lilith in Wonderland 京都コラボ店4月11日OPEN【公式】 (@kyoto_idol) / Twitterアカウント:https://twitter.com/kyoto_idol

 

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