マフィア一家を描くドラマに出演の俳優が、がん闘病の末に死去…64歳

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 ジョセフ・シラヴォ
 ジョセフ・シラヴォ

 俳優のジョセフ・シラヴォが死去した。64歳だった。人気ドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』の回想シーンでトニー・ソプラノの父ジョニー役を演じたジョセフは、長期にわたるがんの闘病生活の末帰らぬ人となった。

 娘アレグラさんはインスタグラムに家族写真の数々を投稿、こう綴っている。「私の愛する父が、彼が愛したツリーハウスで安らかに息を引き取った時、私は彼の傍にいました」、「私達がとても強く愛されたことは非常に幸運でした。彼がこの地球上にいたことにこの上なく感謝しており、彼がそれほど遠くへ行っていなことも知っています」。そして「彼は多くの役を演じましたが、明らかなお気に入りは、ジョーおじいさん役でした」と続けている。

 ジョセフの訃報を受けて『ザ・ソプラノズ』の共演者らが次々と追悼の言葉を贈っており、ギャリー・パストーレが「勇敢に闘った親愛なる友人よ安らかに眠ってください。あなたを偲ぶことでしょう。あちら側で会いましょう」と綴った一方、同じく共演したリロ・ブランカート・Jrやモーリーン・ヴァン・ザント、さらにはブロードウェイ俳優のケリー・オハラもベテランの舞台俳優でもあったジョセフを偲ぶ言葉を寄せている。

 ドラマ『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』でも知られるジョセフは、1993年作『カリートの道』で銀幕デビューを果たした後、最近では2019年作『ザ・レポート』に出演していた。また舞台では、2006年から始まったミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の初の全米ツアーにおいて、ジップ・デカルロ役で2000回以上舞台を踏んでいたことでも知られている。

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