スーパー戦隊最新作『機界戦隊ゼンカイジ ャー』(テレビ朝日系)に3人目の〝人間〟レギュラー、世古口凌(24)が登場することが11日、分かった。世古口が演じる謎多き青年ステイシーはゼンカイジャーの強敵バラシタラの息子、18日放送の第7話ではスーパー戦隊ファン垂涎の特殊能力を駆使してゼンカイザーたちを翻弄する。
世古口は音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』の舞台版などに出演した注目の若手俳優。作中では主人公の五色田介人役の駒木根葵汰、介人の祖母・五色田ヤツデ役の榊原郁恵に続く、俳優が演じるレギュラーキャストを務める。オーディションを振り返り「熱い思いは誰よりもありました。でもそれが空回りし、最終審査で上手くできなくて帰り道に悔し涙した記憶があるので、出演が決まった時は、うれし涙がポロポロこぼれ落ちましたね(笑)」と振り返った。
「ステイシーは外側から見るとプライドが高くて人との距離間をしっかりとる、とっつきにくい青年なんです。でも演じていて分かってきたのは、彼なりの正義感や目的があって、そのために一生懸命だということ。もちろん目的のためなら手段は選びませんが…(笑)。孤独とは、強さとは何なんだろうと考えさせられます。父・バラシタラとの関係性や、介人たちと交わることによってステイシーがどう変化していくのかが、今後すごく楽しみにしているポイントです!」などと役どころを説明した。
「役者・世古口凌としても、もっと表現の幅を広げていろんなステイシーを視聴者の方々にお見せできるよう、成長を感じられる期間にしていきたいです。現場には熟練のスタッフさんたちがたくさんいらして、撮影の様子を伺っていると本当に作品への愛を感じます。とても気持ちの良い現場で、こんなに恵まれていていいのかなとも思います。だからこそ余計に撮影所に入ると身が引き締まるんです。ただ今のところ関わる人間やロボットがあまりにも少ないので、たまに寂しさを感じます(笑)。今後はもっとたくさんの人間、ロボットと交流していきたいです。歴史あるスーパー戦隊シリーズ、記念すべき45作目の『機界戦隊ゼンカイジャー』を全力で盛り上げたいので、皆さんの力を貸していただけるととてもうれしいです。そしてこれから、ステイシーをどうぞよろしくお願いします!」と決意を述べた。