世界最高齢70歳の鳥の卵がふ化した。先月北太平洋のミッドウェー諸島にてアホウドリの雌ウィズダムが産んだ卵から無事赤ちゃんが生まれたという。
さかのぼる事1956年に研究者らにより印をつけられたウィズダムだが、その後60年の月日が経ち、彼らよりも長生きをすることとなった。つがいとなった雄はアケアカミと命名されたアホウドリだが、魚類と野生動物の生物学者ベス・フリント氏は「少なく見積もって70歳、ウィズダムには他にもパートナーがいたと考えています」とし、「アホウドリのつがいは一生を添い遂げますが、必要な際は新しいパートナーを見つける可能性があります。片方が生き長らえた場合などです」と続けた。
そしてウィズダムが産んだ卵から現在までに30羽のひな鳥がかえったとフリント氏。アホウドリは数年に一回しか卵をふ化させないことからも前代未聞のことのようだ。(BANG Media International/デイリースポーツ)