神戸のご当地アイドルグループ・KOBerrieS♪が7日、大阪市内のライブハウスで、ワンマンライブ「大阪上陸大作戦vol.1『KOBerrieS♪ 知っとう?』」を開催した。
観客同士のソーシャルディスタンス維持を徹底するなど、新型コロナウイルス感染対策を万全に実施し、観客約150人を集めて開催。1月のオーディションに合格し、11研究生として加入していた井上怜奈(19)が正規メンバーに昇格し、初ステージを踏んだ。ゲストとして、グループの曲を複数手がけ、乃木坂46の代表曲「君の名は希望」の編曲も担当した有木竜郎氏(34)と、名古屋のご当地アイドル・OS☆Uが出演した。
井上は2016年から18年まで、大阪のアイドルグループ「リリシック学園」に所属。かつて“ホーム”として活動していた大阪で立った2年半ぶりの舞台に「ステージそのものに緊張はなかったです」と大物ぶりを見せつつ、「長く続けて来られたグループなので、先輩たちの足を引っ張ってはいけないという重圧はありました。これから先、日本全国にKOBerrieS♪の魅力を伝えていくことが、今のグループならできそうだなと思いました」と真剣な表情で話した。
KOBerrieS♪が大阪でワンマンライブを行うのは、今回が初めて。全国に地元・神戸をPRするというグループの原点に立ち返り、兵庫県外での活動を積極的に行うための第一歩だという。メンバーの大出姫花(20)が2月末に急きょ脱退し、花城沙弥(19)が足を負傷して欠席するアクシデントもあったが、代表曲「思い出エール」など15曲を熱唱した。
キャプテンの小形優莉(22)は「今日は結構、完成したKOBerrieS♪をお見せできたんじゃないかと思います。今回のライブで、神戸の魅力を県外の人に知っていただける未来が見えてきました」と手応えを口にした。古川莉子(18)も「新しいKOBerrieS♪の出発だと思って、ドキドキしました」ニッコリ。初めてできた後輩・井上の加入には「練習の時とかも頼ってくれるので、うれしいです。初めての後輩なので、私も頑張って引っ張っていきたいです」と意気込んだ。