復活は全社をあげての協力体制でかなった。当時の詳細な資料があまり残っていなかったため「当時、お客様として商品を買っていたスタッフから、ショッパーや当時の洋服を参考資料として借りたり」と本田氏。企画や販売に携わっていた社員の記憶も参考に「社内総出」で復活を支えた。
SNSではファンと近距離で接している。公式インスタグラム(@bettysblue_official)では「どんな商品がほしいか」「どちらの色が良いか」など積極的にアンケートを取っている。約800件ものコメントが集まったこともあるという。ECでの販売が中心となるため、店頭での接客に代わって「SNSでより身近に感じてもらったり、一緒にブランドを盛り上げていきたい」と本田氏は語った。3月からは“中の人”のアカウント(@bettysblue_pr)も始動し、制作の過程やブランドの思い出をファンと共有する予定だ。
人気キャラクター「エイミーちゃん」の登場も期待される。清水野氏は「『大人が着られるエイミーちゃんがほしいです』という声がすごく多い。その声も反映していきたいなと思っている」と話した。