『宇宙空母ギャラクティカ』でも活躍した米レジェンド俳優死去 死因は明らかにせず

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画像はイメージです(AlexCaelus/stock.adobe.com)
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 『宇宙空母ギャラクティカ』などで知られた米俳優テリー・カーター氏が死去した。95歳だった。1950年代にドラマにレギュラー出演した初めての黒人俳優として知られたテリーが自宅で安らかに息を引き取ったことを23日、遺族がニューヨーク・タイムズ紙に伝えた。

 テリーのウェブサイトによると、家族葬が予定されているという。

 テリーは、1950年代に『ザ・フィル・リバーズ・ショー』の92エピソードに登場し、シットコムにレギュラー出演を果たした初の黒人俳優となった。1970年代にはSFドラマ『宇宙空母ギャラクティカ』でタイ大佐を演じて人気を博したテリーは、1979年にオーディオビジュアルのコミュニケーションを通して文化や人種間の理解を深めることを目的に非営利団体カウンシル・フォー・ポジティブ・イメージズを設立したほか、歴史や文化に焦点を当てたPBSドキュメンタリー特番の監督も務めた。

 また1980年にはテレビ芸術科学アカデミーの理事会で2期を務めたほか、アカデミー賞のドキュメンタリー委員会や外国映画委員会にも携わったテリーは、複数のルーツをもつ10代の若者たちが直面する問題を扱ったミニシリーズ『K*I*D*S』でロサンゼルス・エミー賞を受賞。1988年にはジャズミュージシャン、デューク・エリントンに関するテレビ映画を監督・製作した。

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