女優のマーゴット・ロビーやロザムンド・パイクらが、「英国ナショナル・フィルム・アワード」にノミネートされた。7月3日にロンドンのポーチェスター・ホールで開催される第10回の式典では、主演女優賞候補に『バービー』のマーゴットと『Saltburn』のロザムンドをはじめ、『アーサーズ・ウイスキー』のパトリシア・ホッジ、『スウェード・キャロライン』のジョー・ハートリー、『ザ・ミニストリー・オブ・アンジェントルマンリー・ウォーフェア』のエイザ・ゴンザレス、『哀れなるものたち』のエマ・ストーンという豪華な顔触れがしのぎを削る。
主演男優賞には、『Saltburn』のバリー・コーガン、『Lift リフト』のケヴィン・ハート、『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』のユアン・マクレガー、『ザ・キッチン』のケイン・ロビンソン、『ブック・オブ・クラレンス 嘘つき救世主のキセキ』のラキース・スタンフィールドがノミネートされている。
また英国映画賞には、『グレート・スクープ』『バック・トゥ・ブラック』『哀れなるものたち』などが候補に挙がり、国際映画賞候補には『バービー』『ボブ・マーリー：ONE LOVE』などの作品が選出されている。
さらに、映画世界貢献賞には、マーゴット（『バービー』）、ビル・ナイ（『ビューティフル・ゲーム』、アンソニー・ホプキンス（『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』）、ジョニー・デップ（『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』）などがノミネートされた。
「英国ナショナル・フィルム・アワード」は、全部門の受賞者が一般投票で決められる世界でも数少ない映画テレビアワードの１つとなっている。
