こんにちは!アップ教育企画・進学館の齋藤と申します。
中学入試、国公立大学入試など、瞬く間に時は流れ、気づけば大阪・兵庫では公立高校普通科一般入試が終わりました。
中学入試が主戦場の私ですが、高校・大学入試に関しても管轄するエリアがあり、3月いっぱいは緊張や感動の連続となっております。「先生は毎年大変ですね」というお言葉をいただいたりすることもありますが、本当に大変なのは、たった1回の機会に我が子のピークを持っていくことを試みなければならない保護者さま。
これこそがいわゆる「生きがい」である私としては、来年もその翌年も、それからずっと先も、未来ある若者とそれを支える保護者さまを目いっぱい応援し、緊張し、感動する立場であり続けたいと切に願っております。
先日、中学入試を検討している方や、まだ中学入試について知らないことが多いという方を対象に、2026年1月入試を総括しつつ近年のベーシックな流れを説明する「中学受験のイロハ」というセミナーをオンラインにて実施させていただきました。
決して自己満足に陥らないよう、切り捨てられるものはできるだけ省きながら話を構成することを心がけてはいるのですが、「この情報を届けないのは発信者として怠慢だ」という強迫観念?に屈し、持ち時間40分に対して99枚のスライドを準備し臨みました。
ダイジェストとしては以下のとおりです。
・関西2府4県の受験率は9%弱であった2010年前半期と比べ、約2%上昇している(つまり、結果的に受験者数は微増している状況)
・大教大附属池田の入試日程変更(統一入試日から数えて8日目に実施していたものが初日実施)や、関西学院のB日程での加点が最大50点(例えるなら…100メートル走で、対戦相手のスタートラインを10メートル以上後ろにして走る有利度合い)など、「この学校に来たい人を優先的に集める」という学校の意識が各地で高まっている
・大阪の高校無償化の動きによる中学入試活況は次年度も続く予測
その他、本年度受験を終えた保護者さまが体験した各校の入試時の話(講堂が寒い、合格発表のWEBのURLが当日配布される、午前午後とある入試だが待合室がないなど)を入れ込めるだけ入れ込み、保護者さまの心構えなどを厚かましくもお話して締めくくりました。
その中で、私自身が改めて「あ、そうやわ」と思ったこととしては、受験生が使用するトイレが案外、和式のものが多く、不慣れだと余計な気疲れで入試に影響しかねない、というところです。祖母の家が当然のように和式のそれだった世代の我々では想定できない悩みの種。もうひとつ言うと「そんなことまでケアするの?」という案件とさえ思えるときもありますが、毎年の緊張や感動を振り返ると、改めて万難を排して試験会場に向かわせたい、と考えるのは自然なことだ、と考えております。
公立高校普通科一般入試の発表は19日。もはや祈るのみ。それしか術が無くなるまでの期間、受験生や保護者さまに悔いが残らないよう、有用な発信を心がけてまいります。