米ネブラスカ大学アメフトチーム「コーンハスカーズ」がファンに向けて、スタジアムの観客席や看板よりも遥かに強烈で、一生忘れられない記念品が売り出された。
ネブラスカ州リンカーンにある同チームのホーム「メモリアル・スタジアム」は築103年を誇る。大規模改修プロジェクト「Big Red Rebuild」に伴い、同スタジアムの男子トイレで長年使用されていたステンレス製の長小便器(流し台型の男子用小便器)が、1個3000ドル(約46万5,000円)で売りに出されている。
スポーツメディア「The Athletic」のラリー・ホルダー氏が、今回の撤去品販売を手掛けるRare Goods社の共同創業者ジョー・ディピエトロ氏の言葉として伝えたところによると、出品された全30個のうち、早くも月曜午後の時点で7個が購入されたという。
この異色のコレクターズアイテムは、長年にわたりフットボールが開催される土曜日に何万人ものネブラスカファンを迎えてきたスタジアムの歴史の一部として売り出されている。
公式の販売ページには、「ハスカーファンにとって、メモリアル・スタジアムのコレクションの中でも間違いなく唯一無二で記憶に残る機会となるでしょう」と記されている。
なお、購入者がこの長小便器をスタジアムにあった時の状態のまま保存する必要はない。
販売元の売り込み文句では、大型のプランター(鉢植え)や庭のオブジェ、ゲームルームの展示物、作業場のツールラック(工具整理棚)、あるいは屋外の装飾品への改造を提案。「花で満たせば、近所で最もネブラスカ愛に溢れたプランターが完成します」とアピールしている。
そのまま展示して会話のきっかけにしたいファンに向けて、販売ページにはこんな冗談も添えられた。
「あなたのガレージや地下室、作業場、庭、あるいはハスカー観戦ルームに入ってきた人が『どこでスタジアムの長小便器を見つけたの?』なんて聞くはずがありません。彼らはこう訊くでしょう。『待って、これ本当にメモリアル・スタジアムのやつ!?』と。答えてやってください。『その通り』と」
今回売り出された長小便器は、メモリアル・スタジアムの最新改修工事に伴い撤去された数多くの歴史的遺品の一つだ。
同スタジアムは1923年にオープンし、ネブラスカ・コーンハスカーズの本拠地として親しまれてきた。今回の改修により、ファンは過去の珍しい遺品を買い取るまたとない機会を得ている。
公式の商品説明は、印象的な一言で締めくくられている。
「メモリアル・スタジアムのペアシートを持っていれば、ネブラスカ・フットボールを愛している証になります。しかし、メモリアル・スタジアムの長小便器を持っていることは、あなたがチームに完全に人生を捧げた証拠なのです」