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パレスチナ発言→降板 広がる余波 エド・シーランのサポートアクトとバックバンドが抗議のツアー離脱

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エド・シーラン
エド・シーラン

 ラッパーのマックルモアがシンガー・ソングライターのエド・シーランのツアーから外されたことを受け、サポートアクトとバックバンドがツアーを離脱した。エドの「ループ」ツアーは今月、米ニュージャージー州での公演でマックルモアがオープニングアクトの持ち時間を使いパレスチナへの支持を表明したことから物議を醸してきた。

 マックルモアは15日、その後ラインアップから外されたことを明らかにし、「友人」であるエドを責めるつもりはないと強調したが、フィニアス、ルーカス・グラハム、アーロン・ロウ、バックバンドのベオガが相次いでツアーからの離脱を表明したかたちだ。

 今年後半に南米でエドとツアーを共にする予定だったフィニアスは、インスタグラムに「虐げられた人々のために声を上げるアーティストが沈黙させられてはならない」「エドとの今後のツアー日程から降りる。僕はパレスチナとその人々を支持する」と記した。

 マックルモアの代役のひとりだったアーロンは、エドは「人生を変えてくれた友人」だとして決断は軽くないとしながらも、「大富豪が権力を使い、ジェノサイドに異を唱える正当な声を封じるのを黙って見過ごすことはできない」と述べ、「パレスチナを解放せよ」と結んだ。エドのバックバンドを務めてきたベオガも同様の思いを表明した。

 一連の離脱に先立ち、エド自身も長文の声明で「イスラエルとパレスチナの紛争には強い衝撃を受けている」「双方にもたらされている苦しみと痛みは人道的悲劇だ」と述べていた。マックルモアが去年ツアー参加を希望し、アーティストとして尊敬しているため了承したこと、ほかのサポートアクトと同様にセットリストは各自の裁量に任せていることも説明した。

 ニュージャージー公演後、マックルモアが残れば会場側が公演を中止すると告げられ、最終的には「プロモーターの判断」だったと説明した。「予定を立てたファンを裏切ることも、生活のために自分を頼りにしているツアークルーやほかのサポートアクトを見捨てることもできない」とし、あらゆる背景や信条のファンに「安心と居場所」を提供したいという思いから、自らの発信の場を政治に使いたくないとつづっている。

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