英国のウィリアム皇太子が、チャールズ国王の名代として、ノルウェー国王ハラルド5世の葬儀に出席する。
ウィリアム皇太子は9日にオスロ大聖堂で執り行われる故ハラルド5世の葬儀に叔母のアン王女とともに出席する。ハラルド5世は8月28日、89歳で死去した。
ウィリアム皇太子の出席は国家元首が他国の元首の葬儀には出席しないという慣例に沿ったものである一方、アン王女は新国王ホーコン国王のゴッドマザーであることから個人の立場で参列する。ウィリアム皇太子は他の公務や13歳になる長男ジョージ王子のイートン校入学などの合間を縫って、日帰りでノルウェーを訪れる予定だ。
ハラルド5世の死去を受け、チャールズ国王はノルウェー王室に対し、「親愛なる従兄弟」を失ったことへの「心からの、そして最も深い哀悼の意」を伝えていた。
ハラルド5世は14世紀以来ノルウェー国内で生まれた初めての国王で35年にわたり在位。庶民出身の女性と結婚するなど伝統を打ち破ったことでも知られる。ヨットで1968年のメキシコシティー五輪にノルウェー代表として出場したほか、1968年に結婚したソニア王妃はデパート経営者の娘で店員として働いていたこともある平民だった。
チャールズ国王とハラルド5世はまたいとこの関係にあり、エドワード7世国王とアレクサンドラ王妃を共通の曾祖父母に持つ。ウィリアム皇太子は昨年4月にもバチカンで行われたフランシスコ教皇の葬儀に父の名代として出席している。