ブルースの伝説的ギタリスト、B.B.キングさんの音楽人生を追った新作ドキュメンタリー映画の製作が決定した。B.B.キング・ミュージック・カンパニーと財団は3日、遺族の協力のもとアーカイブ資料へのアクセスを得て映画製作が進行中と発表した。B.B.キングさんは2015年に89歳で死去するまで60年以上のキャリアを誇り、世界中で「キング・オブ・ザ・ブルース」として知られた。
同作はB.B.キングさんのミシシッピでの音楽活動の始まりから国際的スターになるまでの軌跡、ブルースやロック、ソウル、ジャズ、ポピュラー音楽への影響までを描く。
監督はレスリー・スモール氏、エグゼクティブプロデューサーはグラミー受賞歴を持つヴァッサル・ベンフォード氏が務める。スモール氏は「この作品の監督に選ばれたと知った時、しばらく言葉にできない気持ちだった。単なる興奮ではなく、責任感に近いものだった。胸の奥に根を下ろして離れない、そんな感覚だった」と語った。
同作は、2025年のB.B.生誕100周年を記念する動きに続く、レガシーを伝えるプロジェクトのひとつ。映画「Lucille」もB.B.キング・ミュージック・カンパニー参加により製作が進む。「スリル・イズ・ゴーン」「エヴリデイ・アイ・ハヴ・ザ・ブルース」のほか、U2との共作「ホエン・ラヴ・カムズ・トゥ・タウン」などの代表曲で知られるB.B.キングさんのレガシーは今年、エリック・クラプトン、チャカ・カーン、バディ・ガイ、スラッシュ、ジョージ・ベンソンらがゲストとして参加したジョー・ボナマッサのトリビュートアルバム「B.B.King's Blues Summit 100」でも称えられている。