こんにちは!アップ教育企画・進学館の齋藤と申します。
勝負の夏!が近づいている中、天候がすぐれない日が続いています。受験生は決戦の時までを鑑みると、この夏が一番まとまった時間を勉強に費やせるはず。気圧の不安定さが引き起こす頭痛などにめげず、毎日を大切に過ごしてほしいものです。
私自身、数十年前に中学受験に挑んだ際、体調不良には大いに苦しめられました。大勢の厄介の種である頭痛ではなく、私の場合は「鼻炎」が大難敵。年間通じて苦労しましたが、とりわけ夏は毎日朝から晩まで塾に通い詰める状況にもかかわらず、鼻炎が治まることが誇張抜きに一瞬たりともなく、母親に持たされる数個のポケットティッシュをあっという間に使い切る日々。きれいな話ではなく恐縮ですが、ティッシュを何度も使いまわしたり、お手洗いに行ってトイレットペーパーで代用したり。万策尽きたときは終わったテスト用紙の端をちぎって決死の覚悟で鼻をかむ、なんてこともありました。
今思えばしっかりと両親に相談し、箱ティッシュを予備があるほど持たせてもらう、使用済のティッシュを入れる袋もカバンに常備する、など快適に清潔に過ごす手段がいくらでもあったのですが、洗練されたはずの受験生の脳ミソは、こんな簡単なことすら考えられませんでした。
当時の自分に対しては上記のように率直に思うのですが、受験指導をする立場となった今は、お子さまの体調をケアすることは、ご家庭および現場での「大人の気づき」が最重要であると確信します。
頻繁にコンディションがすぐれないことを主張できる生徒もまれにいますが、たいていは私と同じく“言い出せない系"少年少女です。現場でお預かりする時間が多くなる夏はスタッフ全員で子どもたちの異変に気付けるよう、アンテナをしっかり立てて指導してまいります。ただ、もちろんアンテナの具合がいくら良好でも気づかない不調も多々あります。チーム戦です。ご家庭でも現場でも、並みの力では破れないような殻を割ろうとする誇らしい子どもたちを目いっぱいケアしていきましょう。
とはいえ、ご多忙を極める保護者さまが多い時勢です。ケアのすべてを施せるような環境とも考えづらいので、以下に「受験生を支える夏のエトセトラ」を記載します。各ご家庭でアレンジしながら、必要なものを採用していただければと思います。
1:起床睡眠の管理
頭痛持ちの方などは特に、でしょうが、結局は「リズムを崩さないこと」が最優先です。途中にある休みの日に、昼前まで寝ることを前提に過ごすなどは回避させましょう。少なくともいったんは定時に起こし、寝る時間はいつも通りを守らせる、がベターです。
2:勉強のお手伝い
勉強を教えることについては、それが当たり前になっているご家庭でなければ、改めて「よし、夏は私が教えよう!」とご両親が腕をまくる必要はありません。たくさん受けるテストのプリントなどを整理することにご協力いただくことで十分なサポートになります。
3:【重要】持たせるもの
ご多忙なお母さまお父さまでも、カバンに入れておきさえすれば安心、というものが多々あります。日々の弁当や水筒などはもちろんです(こんな書き方良くないですね。これこそ大変!いつもありがとうございます)が、以下があればかなり安心です。
・頭痛薬…その他、普段から使用する薬含めて。よく「いつもは持っているけど今日はない」とか聞きます。最後の一錠を使い切ったか、目視で確認を!
・薄手の上着…冷房は万人に快適でありません。いっぺんスタンバイしても油断禁物。なぜがお子さまは勝手にカバンから上着を退出させます!突然の雨降りに対応できるタイプの素材のものであればさらに万全です。
・ティッシュと小さなビニール袋…ティッシュはポケットティッシュよりも、箱型と同じ分量が入っている袋入りタイプのものがおすすめ(あれを少年時代に持たせてもらえていたらどれだけ安心だったでしょう!)。何かとこぼす、よごすなどやらかしてしまう子どもたちにとって、ティッシュが活躍する場面は豊富です!
長い通塾時間を受け入れ、難解な問題に挑む勇敢な受験生たちが、せめて一定の安心感をもって舞台に立てるよう、大人チームが無理のない持続可能なサポートを行う夏にしましょう。きっと良い秋を迎えられますので!