ホラー映画「オブセッション 災愛」(7月17日公開)が世界興収2億ドル(約300億円)を突破し、映画製作会社「フォーカス・フィーチャーズ」史上最大のヒット作となった。YouTuber出身のカリー・バーカー監督による同作は、製作費約75万ドル(約1億1000万円)という低予算ながら、ここ数週間で驚異的な興行成績を記録している。
米国では公開第4週の週末も勢いは衰えず、興収はわずか7%減にとどまり、2560万ドル(約38億円)を記録。ホラー映画として史上最高の「4週目維持率」および4週目興収の記録を更新した。従来の記録は1999年の「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」だった。
さらに同作は、第2週・第3週の興収が前週を上回るという異例の推移を見せ、1982年の「E.T.」以来の記録も達成している。
同作はトロント国際映画祭で約1500万ドル(約22億円)でフォーカスに買い取られた作品で、無名キャスト主体のインディペンデント系映画としては異例の成功例となった。
バーカー監督は現在引く手あまたの存在で、フォーカス向け新作「Anything But Ghosts」はすでに撮影済みのほか、A24による「テキサス・チェーンソー」シリーズ新作の監督も務める予定となっている。