歌手のハリー・スタイルズが、ワールドツアー「Together, Together」でのステージ構成を巡る批判に応じ、自らの意図を説明した。アムステルダム公演では、会場を囲む巨大な通路型ステージの影響で「見えない席がある」との不満が相次ぎ、一部ファンからは「最悪」「不快」といった声も上がっていた。
問題となったのは、会場フロアを取り囲む大型のランウェイ構造で、場所によっては視界が遮られるケースがあったとされる。特にフロア席の観客からは「ほとんど見えなかった」との声も上がり、見え方を巡る議論が広がっていた。
批判に対し、ハリーは5月23日の公演中に直接説明。「このステージにしたのは、みんなの中に入りたかったから。できるだけ多くの人の近くにいたかった。それがこのツアーのテーマなんだ」と語り、意図は「距離を縮めること」にあったと強調した。
さらに「一緒に楽しんで、一緒にその瞬間を共有して、友達とも知らない人とも一緒に踊る。それがこのツアーだし、このアルバムの作り方でもある」と、会場全体で一体感を生むことを重視していると説明した。
なお運営側も一部の見えにくいエリアについては改善を検討・調整するとしており、ツアーは賛否を呼びつつも高い人気を維持している。