女優のアンジェリーナ・ジョリーの代理人が、元夫で俳優のブラッド・ピットとのフランスのワイナリー「シャトー・ミラヴァル」を巡る係争で「重要な勝利」を得たと明かした。2016年に破局した元夫妻はアンジェリーナが2021年に持ち分を売却して以降、法廷闘争を続けている。今回、ロサンゼルス郡上級裁判所のシンディ・パヌコ判事は係争に関する22通のメールについて、アンジェリーナ側が提出する義務はないと判断。昨年12月の提出命令にもかかわらず、開示は不要とされた。
代理人のポール・マーフィー弁護士は「明らかに秘匿特権のある文書にアクセスしようとしたピット氏の行為は、完全に行き過ぎていました。最初は126通を要求し、その後22通に減らしましたが、結果はゼロです」と語り、ブラッドがアンジェリーナの弁護士とのやり取りまで支配しようとした姿勢だと批判した。
一方、ブラッドに近い関係者はこの判断は一時的なもので「彼女の本当の意図が法廷に出るのを防いだだけだ」と反論している。なお、アンジェリーナ側が求めていたメール取得を試みたブラッド側弁護士への制裁金3万4000ドル(約520万円)は認められなかった。22通のメールには、アンジェリーナとビジネスマネージャーらとのやり取りが含まれていたという。
アンジェリーナとブラッドは2024年12月に離婚が成立したが、シャトー・ミラヴァルを巡る争いは今も続いている。アンジェリーナは持ち分をストリ・グループ傘下に売却し、これに対しブラッドは2022年に提訴。ジョリーも同年、反訴を起こしている。