ジャファー・ジャクソン(29)は、叔父マイケル・ジャクソンさんを演じることに全身全霊を注ぎ、足から血を流すほど撮影に没頭したという。
伝記映画『Michael/マイケル』の製作当初、ジャファーは演技に迷いを抱いており、マイケル役の候補には他の俳優たちも挙がっていた。しかし、アントワーン・フークア監督によるテストが転機となった。
カメラを回しながら投げかけられた予期せぬ質問に対し、完璧にマイケルとして応じ役を勝ち取ったジャファーについて、フークア監督はデッドラインに、その場が静まり返るほどの「霊的な瞬間」であったと振り返っている。
プロデューサーのグラハム・キングのもとで特訓を積んだジャファーの没入ぶりは凄まじく、自室の壁を資料で埋め尽くして研究を重ねた。同作にはジュリアーノ・ヴァルディ(若き日のマイケル)、コールマン・ドミンゴ(マイケルの父ジョー・ジャクソン)、ニア・ロング(マイケルの母キャサリン・ジャクソン)も出演している。
「ソニー」のスタジオに1000人のエキストラを集めた『Bad』の撮影では、納得がいくまでダンスを繰り返した結果、ジャファーの足は血まみれになり、叔父を力強く演じる姿に、スタッフの半数が涙を流したという。フークア監督は、火の中に放り込まれるような過酷な状況下でもマイケルになりきったジャファーの姿勢を絶賛している。