コンプライアンス違反のため2025年1月27から活動自粛していたフリーアナウンサー・生島ヒロシ(75)が5日、文化放送「生島ヒロシの日曜9時ですよ~」で1年2カ月ぶりに復帰した。冒頭で生島はリスナーや関係者に謝罪。次第に感極まって涙声となった。
生島は「日曜朝9時になりました。おはようございます。生島ヒロシです。番組が始まる前に私事でございますが、少しお話をさせていただければと思っております」と切り出した。
生島は「昨年の1月27日に、27年続いた番組をコンプライアンス違反によりまして、降板することになりました。私のとった行動で不快な思いをさせてしまった方々、本当に申し訳ございません。そして、番組スタッフ、関係者、毎朝楽しみにしてくださったリスナーの皆様、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。続けて「普段からやらかし、失敗はもともと多かったんですけれども、改めてライフワークの番組をいきなりなくしてしまうという、かなり私としてはショックも覚えましたし、猛省致しました」と反省の言葉を並べた。厳しい批判にさらされ、「俺はこんなにダメだったのかと、つくづく落ち込む日々でもありました」と述べた。
そういう状況であっても生島に声をかけてくれる人もあり、若い頃に事業に失敗するも、今も現役で頑張っている経営者から言われた言葉があった。「生島君、人生は何度失敗してもね、その気になれば生まれかわれる。いくつになっても成長できる」と激励されたそうで、生島は感極まり涙声に。生島は「本当に胸を打たれました」と振り返った。さらに生島は「地元気仙沼では女性経営者の方でしたけれども、震災でご家族を亡くされて、従業員も大変な思いをして、しかし、それでもなおですね、ご自分が病と闘いながら。真剣に生きる姿を見せていただきまして。腐ってる場合じゃないな」と奮起することを思い立ったという。
生島は鼻水をすすりながら今年1月に亡くなった久米宏さんにも言及し、「非常にご指導をしていただきました。先輩の久米さんがお亡くなりになりまして。現役時代のVTRを見させていただき、改めて久米さんの凄さ、放送人としての矜持に触れてこれはもう1回しゃべるチャンスを頂けたらばありがたいなと思ったのは事実です」と尊敬する大先輩の訃報に接し復帰への意欲がわいたことを語った。
そんな折、文化放送から声がかかり、「新たな番組をいただきました」とこの日に至った。生島は「1年2カ月ぶりで。正直言って、喋りに自信がないんですけれども」としつつ、「リスナーの皆さんにですね、日曜朝9時は生島ヒロシだと言っていただけるように。よろしくお願いします!」と改めてリスナーに挨拶した。