2017年、ドラマ撮影中に自転車で転倒し、脊髄損傷の重症を負った俳優で作家の滝川英治が2日までに自身のブログを更新。3月24日に「47歳になりました」と報告し、口に毛筆をくわえ、見事な「奮」という文字とそれを書き上げる動画をアップ。「可能性がある限り、私は新しいことへ貪欲にチャレンジし続けたい」とつづった。
滝川は事故により現在も車椅子生活。事故後は懸命なリハビリで、「滝川英治のスポーツダイアリー」(スカパーJSAT、2023年終了)や東京パラリンピックの開会式に出演するなど活動してきた。47歳の誕生日を迎え「鏡に映る自分は、それなりに年を重ねた顔をしている。けれど、心の中にある火は、若い頃よりもむしろ今の方が熱く、静かに燃えているのを感じる」と吐露。人生の折り返し地点を過ぎ、これまでの経験値で「なんとなく」こなせるものの「でも、そんな自分には絶対になりたくない。これからの1年、そしてその先も、僕は『さらなる高み』を目指し続けたい」とした。
ルーティーンに流されず「常に自分自身の気持ちを奮い立たせ、そこに魂を込めること。情熱を持って取り組むことでしか見えない景色があるはずだ…」と滝川。「47歳。守りに入るにはまだ若すぎるし、攻めるには最高の経験値が揃っている。『自分はもっと行ける。もっとやれる。』この強い決意を、ただの言葉で終わらせない。今日から始まる新しい1年を、最高の挑戦の記録にしていこう」と、更なる高みを目指す決意を新たにし「おめでとう、自分。さあ、行こう」と締めた。
滝川は2017年9月、ドラマ撮影中の事故で首から下が動かない状態になった。19年には「口で執筆」したエッセー集「歩 僕の足はありますか?」を、21年には絵本「ボッチャの大きなりんごの木」を出版。滝川のいとこはキャスターの滝川クリステル。クリステルは従兄のパラリンピック開会式出演時に「彼の凛々しい動く姿を久しぶりに見ることができて、、胸が本当に熱くなりました」とインスタグラムに投稿していた。