ロックバンド「ザ・ズートンズ」の元ギタリスト、ボーヤン・チョウドリーが、英リバプールで人種差別的暴行を受けたことを公表し、反人種差別団体「Love Music Hate Racism」が連帯を表明した。事件は3月21日午後、市内で発生。ボーヤンは、頭部を木片で殴られ、頭皮がパックリと割れ、傷口が頭蓋骨に達する重傷を負ったという。
ボーヤンは、負傷した写真を添えてインスタグラムに投稿し、複数の若者から「パキ、サンド・ニガー、ダーティー・アラブと呼ばれた。」と人種差別的な言葉を浴びせられた説明。「横から2フィート(約61センチ)くらいの木を持って突っ込んできた。もし振り向いていなかったら、後頭部をやられて今ここにいなかったと思う」とコメント。「見ての通り、頭は頭蓋骨まで割れた。この街は最悪だ。汚くて卑劣な人種差別主義者だらけで、日に日にひどくなっている」と嘆いた。
これを受け、「Love Music Hate Racism」は声明を発表した。「私たちはザ・ズートンズのボーヤンと共に立ち、彼を襲った卑劣な人種差別主義者に反対します」「この極右的な人種差別暴力は、私たちの方が圧倒的に多いことを示し続ける重要性を改めて突きつけています」
地元警察は、現場付近での口論の中で人種差別的暴言を伴う「ヘイト関連事件」が発生したと発表し、情報提供を呼びかけている。
ボーヤンは2001年から2007年まで、ザ・ズートンズのリード・ギタリストとして活動していた。