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金魚の「運転」でギネス世界記録に認定 60秒間で約12・3m 陸上でのナビゲーション能力は証明済み

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金魚の「運転」がギネス世界記録に認定された ※写真はイメージです
金魚の「運転」がギネス世界記録に認定された ※写真はイメージです

 金魚の「運転」が、ギネス世界記録に認定された。オランダ出身のコンピューターエンジニア、トーマス・デ・ウルフ氏は、水槽内の愛魚「ブラブ」の動きを検知して車輪を操作する特注の車両を製作、完成した車両は60秒間で40フィート3・46インチ(約12・3メートル)を走行。トーマスとブラブに「1分間で金魚がモーションセンサー式車両で走行した最長距離」の記録をもたらした。

 車両の仕組みは水槽の上部に設置されたLIDAR(光検出とレンジング)センサーが、ブラブの位置をリアルタイムで追跡し、その動きに合わせて車輪のモーターを駆動させるものだ。ブラブが水槽の右側に泳げば車両も右へ進むという設計で、金魚自身の意思による「移動」を実現している。

 トーマスはブラブと発明品をイタリアのテレビ番組「Lo Show dei Record」に持ち込み、司会のジェリー・スコッティとギネス世界記録の審査官の前で記録を樹立した。トーマスは声明の中でこう述べている。 「普段は単調な仕事をしているので、人々を楽しませる何かを作り、自身の『真面目な』仕事を楽しいものに変えたかったのです。目的は開発した技術で何が達成できるかを人々に示すことです」

 こうした「魚による車両の運転」の研究は過去にも行われており、2022年にはイスラエルのベングリオン大学の研究チームが、金魚に陸上でのナビゲーション能力があることを証明して話題となった。トーマスの挑戦は、そうした科学的な興味をギネス世界記録というエンターテインメントの枠組みで成功させた形だ。

 トーマスは発明が世界に変化をもたらすことを願っているとして、「いつか、移動に困難を抱える人々を助けられるようになればと願っています」と続けた。

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