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【高校受験】「塾に行きたくない!」と中学生が言った時の正解 家でやるべき3つの勉強法

受験

鈴木詩織 鈴木詩織
画像はイメージです(siro46/stock.adobe.com)
画像はイメージです(siro46/stock.adobe.com)

 中学生になり、周りの子が次々と塾に通い始めると、「うちの子もそろそろ行かせなきゃ」と焦りますよね。

 しかし、親の心子知らず。当の本人は「塾には行きたくない!家でやる!」と猛反発。それなのに、家ではスマホやゲームばかり…。「このままで高校受験は大丈夫なの?」と不安で押しつぶされそうになる親御さんは少なくありません。

 こんにちは。おうち受験コーチングの鈴木詩織です。

 実は、中学生の親御さんから最も多く寄せられるお悩みがこれです。

 結論から言うと、お子さんが嫌がっているのに無理やり塾に行かせる必要はありません。むしろ、家での学習方法さえ間違えなければ、塾に行かない方が、成績が伸びることも多いのです。

 今回は、無理やり塾に入れる危険性と、塾に行かない子が家でやるべき「3つの勉強法」についてお伝えします。

 ◆無理やり塾に入れると起こる「学習のミスマッチ」

 「とりあえず塾に入れておけば安心」というのは、親の大きな誤解です。

 嫌々塾に行っても、多くの子は座っているだけの「お客さん」になってしまいます。さらに怖いのが「学習のミスマッチ」です。

 高校受験で最も大切なのは、定期テストの結果から作られる「内申点」です。定期テストは、学校の教科書やワークから出題されます。

 しかし、塾に入ると塾専用のテキストや膨大な宿題が出されます。すると、子どもは塾の課題をこなすだけで手一杯になり、一番大切な「学校のワーク」がおろそかになってしまうのです。

 結果として、塾に通う「努力」が裏目に出て、内申点が下がってしまうという悲劇が起こります。

 だからこそ、「塾に行かない」という選択は、学校の勉強に100%集中できる最大のチャンスでもあるのです。

 ◆塾に行かないならコレ!家でやるべき3つの勉強法

 では、塾に行かない代わりに家で何をすればいいのでしょうか。特別な裏技は必要ありません。次の3つだけを徹底してください。

 ①教材は増やさない!「学校のワーク」を極める

 本屋で良さそうな参考書をあれこれ買う必要はありません。定期テストは学校の教材から出ます。「学校のワークを最低3周する」ことだけを目標にしてください。いろいろな教材に手を出すより、1冊を完璧にする方が確実に点数は上がります。

 ②復習は「その日のうち」にやる

 人間は、覚えたことを24時間後には大幅に忘れてしまう生き物です。 だからこそ、最も効果的な勉強法は「その日のうちに復習する」こと。学校から帰ったら、「今日習ったノートを5分だけ見返す」「ワークの該当ページを解く」。これを習慣にするだけで、テスト前の徹夜が不要になります。

 ③親は「教える」のではなく「環境」を整える

 親が勉強を教えようとすると、十中八九ケンカになります。中学生の親の役割は、ティーチャーではなくサポーターです。「いつワークをやるか」のスケジュールを一緒に考えたり、勉強中はスマホをリビングで預かったりと、子どもが集中できる「環境づくり」に徹しましょう。

 ◆最後に:まずは「自学自習」の土台作りから

 塾は成績を上げる「魔法の箱」ではなく、ただの「ツール(道具)」です。

 家で、自分で勉強する土台(予習・復習のサイクル)ができてから塾を検討しても、決して遅くありません。

 「塾に行かない」というお子さんの言葉は、自立への第一歩です。

 まずは親御さんが不安を手放し、学校の教材を使った「家での正しい学習サイクル」を整えるサポートから始めてみませんか?

<プロフィール>

 鈴木詩織 受験コーチング協会代表理事。中学受験・高校受験・大学受験を目指す親子向けの受験コーチングをオンラインで行う「おうち受験コーチング」のサービスを展開。4000家庭以上の親子の受験に向き合う。著書に『おうち受験コーチング』『子どもが自走する言い換えビフォーアフター』共著に『おうちエニアグラム』いずれもみらいパブリッシング。

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