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物価高で「余剰資金がない」おひとり様の86%が終活に踏み出せず 何から始めれば…心理的ハードルも一因

悠々〜ライフ

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
画像はイメージ(anai/stock.adobe.com)
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 電気代や食費、保険料など生活に不可欠な支出が上昇を続けるなか、家計の余裕は縮小している。その結果、将来に備えるための余剰資金を確保しづらくなり、老後資金や死後準備といった長期的な備えは後回しにされがちだ。特に単身世帯にとって終活は、自ら主体的に備える必要のある重要な準備と言える。おひとり様に特化した終活支援ポータルサイト「よりねこ」を運営する株式会社プロストイックはこのほど、単身生活を送る45~64歳の男女1200人を対象に「物価高と終活に関する実態調査」を実施、結果を公表した。

 終活を始められていない理由を尋ねたところ、「生活費に追われ、余剰資金がない」が58.6%で最も多く、「葬儀・整理費用などの見通しが立たない(51.2%)」「費用が高そうなイメージがある(48.7%)」「何から手をつければいいか分からない(42.4%)」と続いた。物価上昇による家計負担の増加が、将来への備えに充てる資金の確保を難しくし、終活の一歩を踏み出せない要因となっている。さらに、費用の不透明さは心理的な負担とも結びつき、ひとりで抱え込んでしまう傾向も確認された。

 葬儀代やお墓の建立、供養代、終末期の医療など終活に必要となる費用について、どの程度把握しているかでは、「ほとんど把握できておらず不安」が69.8%で大半を占めた。「おおよその金額感は知っているが、準備できていない(16.2%)」を合わせると全体の86%が準備不足の状態だ。数十万~数百万円とも言われる終活で発生する費用は日常生活の延長線上にないことも多く、実際にいくら必要になるのか想像しづらく、不安を強める要因となっている。費用の「見えなさ」が心理的ハードルを高め、結果として終活を後回しにする傾向にある。

 どのようなサポートがあれば終活に取り組みたいと思うかを尋ねたところ、「具体的にやるべきことを示してくれるガイド」が62.4%、「無料で相談できる専門家・アドバイザー」が58.1%で続いた。終活に踏み出せない理由は「お金」だけではなく、「何から始めればよいか分からない」「相談できる相手がいない」といった心理的ハードルも大きな要因となっている。

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