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メイクに毎日10時間→感謝、撮影順も絶妙 Netflix「フランケンシュタイン」怪物役俳優「完全に表現の自由」

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ジェイコブ・エロルディ
ジェイコブ・エロルディ

 俳優ジェイコブ・エロルディは、Netflixの映画「フランケンシュタイン」(2025年)の特殊メイクに10時間も費やしていたという。ギレルモ・デル・トロ監督の同新作でヴィクター・フランケンシュタイン博士(オスカー・アイザック)が創造した怪物役を演じたジェイコブ。撮影日には多大な準備が必要だったものの、脚本や役柄へのアイデアを練る時間がたっぷり取れたことに感謝しているそうだ。

 「ハリウッド・リポーター」の俳優座談会でジェイコブは「完全に表現の自由を貰った。普通の映画では絶対に許されないようなことも、あのメイクならできることがあった」と語った。「ギレルモと初めて話した時、彼はこう言ったんだ。『これは単なる特殊メイクのプロセスじゃない、聖なる儀式、神聖でなければならない。父と子と聖霊(三位一体)で教会に足を踏み入れる瞬間だ。この異形の存在になるには、その時間が必要だ』」と監督の言葉を明かした。

 続けて「怪物が誕生するには、頭からつま先まで約10時間かかった。服を着ている時は5時間だ。毎日10時間かけて準備できる、それは最高の恵みだった。脚本を隅から隅まで学び、それを置いてさらに3時間考え、そして考えない時間も持つ」と考える時間がたっぷりとあったと説明。「そして突然、鏡を見上げると、もう自分ではない存在になっている」とメイクの手助けもあって、しっかりと役に入ることができたことも語った。

 さらに、自身の予想よりもずっと早く感情的なクライマックスシーンを撮影することになり、いきなり深い水に放り込まれたような感覚だったが、結局は「パニックになる時間すらなかった」ことに安堵したそうだ。「『フランケンシュタイン』の最終シーンは、父親(フランケンシュタイン博士)を赦すというオペラ的な感情の頂点を描くはずだった。その撮影は最後の方だと思っていたよ。けどギレルモが『明日、赦しのシーンを撮る。セットは準備済みだ』って言ってきた」と状況を説明。「それがオスカーとの初共演でね。僕はと言えば怪物としての感情表現も、声の出し方もまだ掴めていなかった。『考え始めたら、明日仕事に行けなくなる。病院に入院するとか、パニックになるだろう』って。だから考えないようにして、ただやった。次の8週間もそれに囚われていたら、悪夢になっていただろうね」と撮影順が“正解”だったと振り返った。

 そして共演者のヴァグネル・モウラは「僕らが思っているほど準備は必要ないと感じることがある。時には、ただ現場に来てやるだけさ!」と続けた。ジェイコブは「僕らがやっていることは何であろうと、形のないものだからね。要するにそこにビジネス的な仕組みがあるふりをしなければならない。『9時から3時までこれをやったから、準備は万全だ』みたいなね」と振り返っていた。

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