漫画家の田辺洋一郎氏(50)が5日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「多大なるご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」として、生成AIの不適切な利用について謝罪した。
田辺氏は3日、X上の生成AI・Grok(グロック)を使い、ワンピースを着たアイドルグループ・STU48のメンバー、工藤理子(23)の画像に「作画資料です」として、「首にマフラーを巻いて、ビキニを着せて」と指示。改変した水着姿の画像を投稿した。
工藤本人が投稿を引用し、吐き気の絵文字で不快感をあらわにしたほか、SNS上で批判が殺到。田辺氏が炎上を揶揄するような投稿をしたことでさらに火に油を注ぎ、STU48の中村舞(26)が4日、Xで「何も面白くないし、誰でもみることのできるXでこういうことをやるのはやめてください、前のポストも早く消してください」と抗議した。
田辺氏は5日のポストで、書面を添付。「先日の不適切な投稿に関しまして この度は、私の配慮に欠けた投稿により、皆様に不快な思いをさせてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。肖像権、生成AIに関する意識の低さ、仕事相手であるアイドルとの距離感を見誤った傲慢さ、など反省しております」とつづった。
さらに「関連ポストを削除し、現在関わりのあるグループとの取引停止をさせていただきました。今後はこのようなことがないよう精進したします。何卒よろしくお願いいたします(原文ママ)」と説明した。
田辺氏は、週刊プレイボーイ誌上などでAKB48関連の漫画を多く手がけている。
STU48は同日、公式ウェブサイトなどで「昨今、SNS等において、無許可で撮影された写真・動画の投稿、メンバーの容姿を模した生成AI画像・動画がアップロードされる事例が見受けられます。これらの行為は、撮影の有無に関わらず、メンバーの肖像権及びパブリシティ権を著しく侵害するものであり、運営事務局として看過できない状況にあります。今後、こうした無断アップロード行為に対しては、厳しい姿勢で対処してまいります。他事務所所属メンバーに関しましても、所属事務所と連携し対応を図ります」と警告。削除に応じない場合は、法的手段をとるとした。