大みそかの“恒例行事”といえば、NHK紅白歌合戦。昨今のテレビ離れはあるにせよ、1年の締めくくりとして見る人はいまも多い。近年では演歌歌手の出場機会が減り、人気J-POPアーティストやK-POPグループの出場もあり、若者向けにシフトしていると言われることも。そんな紅白歌合戦に現在の若者はどのくらい関心があるのか。10代・現役高校生を対象としたマーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」はこのほど、全国の現役高校生526人を対象に「今年のNHK紅白歌合戦を見る予定はありますか」というアンケートを実施、結果を公表した。
調査の結果、58.8%が「見る予定がある」と回答。大みそかに紅白歌合戦を見る高校生が多数派となった。理由として「毎年見てるから!1年の終わりって感じ」「毎年家族と一緒に見ている」「もうガキ使もないし…」など“恒例行事”となっている声は根強く、「歌番組を観るのが好きだから」「好きなアーティストが出場するから」といった“推し”とともに過ごす時間を求める声もあった。
一方、紅白を「見ない」と回答した理由では、「好きなアーティストが出ないから」「興味ある人がいない」「おもしろそうじゃないから」「最近の紅白に出演するグループがあんまりわからなくてつまんなそう」「時間が長すぎて見る気にならない」「受験生だから見る時間がない」「早く寝たいから」などの意見が寄せられた。
また、「誰が出ていたら見ようと思いますか」と尋ねたところ、トップ3は「Mrs. GREEN APPLE」「TWICE」「嵐」だった。
◆ワカモノリサーチ(https://wakamono-research.co.jp/media/)