俳優のニコラス・ホルト(36)は、子役で有名になると「道を踏み外す」と警告されていたそうだ。「スーパーマン」も記憶に新しいニコラスは、ヒュー・グラント主演の2002年公開映画「アバウト・ア・ボーイ」にわずか11歳の時に出演し、一躍人気を得たが、子役は成長と同時にキャリアが難しくなると何度も周囲から忠告されていたという。
先日行われた紅海国際映画祭の場で、ニコラスはこう話していた。「みんなから子役は仕事を止め、道を踏み外し、ろくな大人になれないと言われていた」「その恐れはあったけど、僕は仕事を続けたいと分かっていた。それに少し用心もしていたと思う。だって、うまくいかない可能性だってあったからね」
さらに、両親から「成功へのプレッシャー」をかけられなかったことも幸いだったと続け、「普通の学校に僕を通わせ、できるだけ普通の生活を送らせてくれた」と振り返っている。
またヒューからは、撮影現場でいかに「優雅」で「親切」に振舞うかということについて学んだと続けた。