犬と暮らしていると、予想外の行動に思わず笑ってしまう瞬間があるものだ。怖がっていたはずなのに急に強気になったり、自信満々の顔を見せたりそのギャップが可愛く感じることもある。X(旧Twitter)で発信している夢窓かずみさんの作品『鏡』では、犬の行動をユーモアたっぷりに描き大きな話題となっている。
ある日、作者が仕事をしていると、飼い犬のケンちゃんに突然大きな声で呼ばれた。急いで駆けつけると、ケンちゃんは鏡を指差し「変なのがいる」と大騒ぎしていた。最初こそ怯えていたが、作者が現れると態度を一変。急に強気になり「変な顔」「真似すんな」と激怒するのだった。
作者は必死に落ち着かせようとするもののケンちゃんはジタバタと大暴れ。そこで「よく見て、俺もいるでしょ。鏡って言ってこっちを反射するんだよ」と諭すと、鏡に映ったのが自分の姿だったことにようやく気がつくのだった。
しかし、ケンちゃんは自分はもっとすっきりした姿をイメージしていたようで驚きながらも「まあこれはこれでいいんじゃない」と急に自惚始めたのだ。さっきまでの暴言と一転し、自分の姿にすっかり見惚れてしまうケンちゃんだった。
読者からは「ケンちゃん、もう1人漫才できそうだ」「安定のおもしろさ」などの声があがっています。そこで同作について、作者の夢窓かずみさんに詳しく話を聞きました。
ーこの犬のキャラクターはどのように生み出されたのでしょうか?
飼い犬をモデルに描き始めたのですが、性格は全然違う子になりました。飼い犬はツンツンしており、ケンちゃんのビビりがちな性格は、作者の私の性格が反映されています。
ーお話は何かに着想を得て制作されたのでしょうか?
動物が鏡で自分を認識できない動画を見て、実際に「飼い犬もそうだったなぁ」と思いながら描いてみました。ケンちゃんがビビりながら自分を認識する回になり、個人的に気に入っております。
ー作品づくりでこだわっている部分はありますか?
読んだ方にふふっと笑ってもらえるような作品作りを意識しています。私自身がそういった漫画作品に救われることがあったので、リラックスできるきっかけになれば最高だなと思いながら描いています。
<夢窓かずみさん関連情報>
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