女優のスカーレット・ヨハンソン(41)が、夫コリン・ジョストとの初デートを振り返った。コメディアンのコリンと2020年に結婚したスカーレットだが、初めてのデート中はパニックになり、2人の恋愛が短命に終わるのではと恐れていたという。
俳優のライアン・レイノルズ、ジャーナリストのロマン・ドリアックとの結婚歴があるスカーレットは、共同司会者として出演した『トゥディwithジェナ・アンド・フレンズ』でこう明かす。「コリンとの初デートはね…正直言うと、それまで本当に誰にもデートに誘われたことがなかったの」「私は一途な恋愛を繰り返すタイプで、いわゆる『ねえ、どこかでディナーでも?』みたいな誘いを一度も受けたことがなかった。子供の頃から仕事をしてたからなのか、理由はわからないけど」「それで彼が実際にデートに誘ってくれた。イーストビレッジのイタリアンレストランに行ったわ。素敵なデートだった」
ディナー後コリンから友人たちと一緒に飲みに行かないかと誘われたそうだ。「8時かそこらで、ディナーを済ませた後、彼が『友達と会うから、一杯飲みに行こう』って。私は基本的にデートなんてしたことなかったから、『もう行かなきゃ。帰らなきゃ!』って答えてね」「後で彼は『あれで終わりだと思ったよ。君、すごく変だったから』って言っていた。私はパニックだったの」
そんなスカーレットは最近、ハリウッド女優が男優よりもはるかに高い基準を課されていると、英テレグラフ紙に疑問を投げかけていた。「今でも厳しいと思う。ハリウッドには女性のための素晴らしい役柄は常にあった。でも基準は厳しい」「一般的に、女優にははるかに多くのことが期待されている」「例えば女優が深刻な依存症になったり、何か公の場でしくじったりした場合、復帰への道はほぼ不可能に近いでしょ?」「一方で男優は、それが物語の劇的な展開の一つに過ぎず、すぐにカムバックへと繋がる。男性にとっては英雄的な物語になり得るのに、女性の場合はまるで消えてしまうかのようだわ」
スカーレットはマーベル作品のブラック・ウィドウ、『マリッジ・ストーリー』などで知られる。また「甲殻機動隊」の実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル 』では主人公ミラ・キリアン少佐(草薙素子)を演じ、ビートたけしとも共演した。