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立民・岡田克也氏に「野党的甘え」指摘!高市首相「存立危機」発言「是認5割」に山尾氏、ネットのプラス面も指摘

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
立憲民主党の岡田克也幹事長
立憲民主党の岡田克也幹事長

 元衆院議員の山尾志桜里氏が4日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、立憲民主党の岡田克也元外相にあらためて反論した。

 山尾氏は「立民・岡田克也氏『高市さんは間違ってないという人が5割いるのは』世論調査に危機感『非常に気になる』」と題したニュースを引用。岡田氏がラジオ出演した際に話した内容などを報じたもので、高市早苗首相が11月7日の衆院予算委員会で、岡田氏の繰り返しの質問に対し、仮定の話とした上で「台湾有事が存立危機事態に該当し得る」と答弁したことについての内容だった。高市氏の発言が「是認できるという人が5割」だったという報道に対して岡田氏が「非常に気になります」と懸念を示していた。

 山尾氏は「岡田議員は『高市さんは間違っていないという人が5割いる』ことを嘆いていますが、『間違っているのは中国であると正しく理解している人が5割いる』ことは喜ばしく、もっといてほしいと思います。」と高市発言への支持が一定数あることを評価した。岡田氏がネットの影響も指摘していることについては「今回はむしろ速やかにネットを通じて、『存立危機事態ってなんでしたっけ』という基本的な知識や分かりやすい解説を入手できたことが、各自自分の頭で判断するのに相当役立ったのでは」とプラス面で効果的だったと分析。「『中華思想を理解せよ』というような旧左翼的言論や中国からの認知戦に洗脳されていない結果としての5割ではないかと」と“風向き”が変わっていることを指摘した。

 「あわせてこの5割を『存立危機事態を認定し自衛隊が戦うことを支持している』と評価し懸念しておられますが、他国と比べて相当厳しい要件を課している日本の法制のもとで、自衛隊が戦う可能性すら否定したら、抑止が効かない上、国民を守れません」と自衛隊に対する考え方の違いにも言及。「多くの国民は、この基本的な現実構造を理解した上で、冷静に高市発言を受け止めたのだと思います」とした。

 また、状況を仮定して高市氏に繰り返し質問したことを疑問視するメディアがあったことに対して岡田氏が「言論の自由をメディア自らが封じてしまっている」とコメントしたことにも疑問を投げかけた。「こういう野党的甘えの構造は断ち切らないと。野党であっても国会議員は権力者。質問の内容・意義・効果をメディアからあらゆる角度で検証されて当たり前。批判を吸収し、改善し、必要に応じて反論し、質問の腕を磨けばよいだけ。」と厳しく指摘した。

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