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国民・玉木代表「霧が晴れる思い」駐米大使、中国に「尖閣諸島を含め、日本の防衛に全面的にコミット」と明言

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
国民民主党・玉木雄一郎代表
国民民主党・玉木雄一郎代表

 国民民主党の玉木雄一郎代表が18日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、ジョージ・グラス駐日米国大使に感謝を伝えた。

 グラス大使は同日にXで「尖閣諸島の領海に中国船4隻が侵入、10月15日以来…いずれも砲を搭載」と題したニュース記事を引用。「ここではっきりさせておこう。疑念を抱く者などいないと思うが、米国は尖閣諸島を含め、日本の防衛に全面的にコミットしている。中国海警局の船団がどうしようとも、その事実を変えることはできない。」と中国を名指ししてコメントした。さらに「トランプ大統領は今年初め、『尖閣諸島に対する日本の長きにわたる平和的施政を侵害しようとするいかなる行動にも断固として反対する』という米国の立場を重ねて表明している。」とトランプ大統領のスタンスも明示した。

 玉木氏はこのグラス大使の投稿に反応。「グラス大使の力強いコミットメットに、霧が晴れる思いです。」とスッキリした様子。「揺るぎない日米同盟は、両国のみならず地域全体の平和と安定にとって不可欠な要素。貴大使の揺るぎないメッセージに感謝申し上げます。」と思いを伝えた。

 中国は、高市早苗首相が11月7日の衆院予算委員会で、立憲民主党の岡田克也氏の繰り返しの質問に対して、台湾有事が「存立危機事態」に該当し得ると答弁したことに反発していた。高市氏の答弁はあくまで可能性についての言及だったが、薛剣(せつけん)・駐大阪総領事がX(旧ツイッター)に「汚い首を斬ってやる」(現在は削除ずみ)と書き込むなどしていた。同月13日には中国外務省の孫衛東次官が金杉憲治・駐中国大使を呼んで抗議し、発言の撤回を要求していた。

 日本側も14日、外務省の船越健裕事務次官が呉江浩・駐日大使を呼び、薛剣氏の投稿に抗議していた。それでも同日に中国は、国民に対し日本への渡航を控えるよう呼び掛ける通知を出していた。

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