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事務所社長が会社資金「私的流用」→破産へ 所属Vtuberはブチ切れ「給料払って」「入る事務所間違えた」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
画像はイメージです(TomWang/stock.adobe.com)
画像はイメージです(TomWang/stock.adobe.com)

 Vtuber(バーチャルYouTuber)事務所「Vivid V」を運営するLinkUp社が5日、公式X(旧ツイッター)アカウントを更新。代表取締役の「会社資金の私的流用」などによる経営困難で、破産申立てすることを発表した。

 公式アカウントでは「ご報告とお詫び」と題して、LinkUp社代表取締役の西口昇太朗氏の署名で文書を公開。「現在、クラウドファンディングの返金遅延、グッズの発送遅延・未発送、返金処理の遅延、取引先様への支払い遅延など、極めて重大な問題が多数発生しております」と前置きし、「これら全ての事態は、ひとえに代表である私の経営者としての認識の甘さ、そして怠慢が招いた結果です」と謝罪した。

 経営難に至った最大の要因については「代表である私自身が会社資金の私的流用を行っていたことです」と告白。具体的には「経費として認められない私的な支出を会社の資金で行うという公私混同を重ね、会社の資金繰りを著しく圧迫いたしました」とし、「これは断じて許される行為ではなく、弁解の余地もございません」と謝罪。負債については「私個人の責任として今後の弁済に充てるべく手続きを進めております」とした。

 今後については「弁護士の指導のもと、破産申立ての準備を進めております」と会社をたたむ判断をしたことも発表。最後には「これまで支えてくださったファンの皆様、タレント、関係者の皆様に深く感謝申し上げるとともに、このような形で皆様を裏切る結果となりましたことを、重ねて心よりお詫び申し上げます。本来、誰よりも守るべき仲間と応援してくださる方々を深く傷つけた責任を、償ってまいります」と謝罪の言葉で締めた。

 この破産報告を受けて、同事務所に所属していたVtuberの朽咲(くちさき)ネロは「まじしんどかった〜  謝られても絶対許さないよ〜ん  お給料早く払ってね社長♡」と、同社から給料が振り込まれていないことを暴露しながら怒りの投稿をしていた。

 同じくVtuberの古神子(こかご)まるも「株式会社LinkUpが倒産するに伴い、マネジメント契約が解除され個人勢(企業所属ではなく、個人経営のVtuber)に戻ることになりました」と報告し、「入る事務所を間違えてしまいました」と失意を明かしていた。

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