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山本由伸の“ブーメラン”「明日プレーする人は大変」がトレンドワード!最も「大変」な展開で自身が登板

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
セレモニーで談笑する大谷翔平(前列左)と山本由伸
セレモニーで談笑する大谷翔平(前列左)と山本由伸

 米大リーグの頂上決戦「ワールドシリーズ」第7戦が1日(日本時間2日)、カナダ・トロントで開催され、ドジャースが逆転で球団史上初のワールドシリーズ連覇を果たした。最後は、前日に先発した山本由伸投手がリリーフとして登板。ピンチをしのいでシリーズ3勝目を挙げ、MVPを獲得した。

 ネットの話題はワールドシリーズ一色。山本の「明日プレーする人は大変」というワードもトレンドとなった。10月31日(同11月1日)の第6戦で勝利投手となった山本は、試合後の会見で第7戦について「どの試合もすごく重圧のかかる落とせない試合が続いている。明日プレーする人は大変」と語っていた。

 先発した翌日に登板することは基本的にないため他人ごとのようなスタンスで語っていた。しかし、その“まさか”が起こった。同点に追いついた九回、ブルージェイズがランナー一、二塁とサヨナラのチャンスを迎えた場面でのリリーフ。見事にピンチを切り抜け、そのまま延長十回、リードした十一回も投げ抜き、勝利の立役者となった。

 「大変」と他人ごとのように語っていた「明日プレーする人」の中で、最も「大変」な役割を担うというとんでもないブーメランを投げていた形。しかし、見事に重圧をはねのけた。優勝を決めた直後のグラウンドでのインタビューでは「無心で。何か野球少年に戻ったような、そんな気持ちでした」と語った。リリーフ登板の可能性は試合当日に告げられたと明かし「気付いたら試合始まって、ブルペンにいて、負けてたけど、途中で追いついて、気付いたらマウンドにいました」と怒濤(どとう)の展開を振り返っていた。

 なお、山本が先発した第2戦が行われた25日(日本時間26日)には、やはり山本の発言の「負けるという選択肢はない」がトレンド入りしていた。

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