プロテインブランド「VITAS(ばいたす)」が31日、公式X(旧ツイッター)を更新。YouTubeチャンネル「格闘キャスト」について、「アンバサダー契約を2025年10月31日付で解除いたしました」と知らせた。
公式アカウントでは「アンバサダー契約解除についてのご報告」と題して文書を公開。「このたび、当社ブランドとアンバサダー契約を締結していたYouTubeチャンネル『格闘キャスト』の配信動画内にて、他社を傷つける不適切な言動が確認されました」と報告した。
「格闘キャスト」は格闘系YouTubeチャンネル。格闘シーンについて議論する様子などが人気を博しており、平本蓮などの人気選手とコラボ動画も撮影している。今回は同チャンネルが格闘家の伊澤星花の容姿などに対して不適切な発言する動画を公開し、物議を醸していた。当該動画は既に削除されていることもVITASの報告文で知らされている。
その言動について、VITASは「当該行為や、当社としても許容されるものではなく、社会的にも看過し得ない極めて不適切なものであると認識しております」と強い言葉で非難。そして「当社は本件を厳粛に受け止め、「格闘キャスト」を運営する合同会社FT Productionとのアンバサダー契約を2025年10月31日付で解除いたしました」と発表した。
YouTubeチャンネル「格闘キャスト」でも30日までに「炎上している件について」と題して動画を公開。炎上した経緯を説明した上で、不適切発言についてシンは「伊澤星花が見て嫌な気持ちを持ったら、それはめちゃくちゃ悪いと思う。本気で謝りたい」と話した。
ただ動画の意図としては「(不適切発言とされたことに)切り取りなので。10分の会話の中の10秒でしかない。そこは理解して欲しい」と説明。「(試合の)トピックを紹介するエントリーとして、インパクトのある方法で入りたかった。ただ良くない言葉や冗談で入ってしまった」と語った。