「名代富士そば」の正しい読み方が話題になっている。
名代富士そば公式Xが投稿したのは、「誰にも言わないので、名代(なだい)をずっと『めいだい』と読んでいた人はいいねで教えてください」というポスト。
結果、なんと9.1万いいねがつき、間違えて読んでいた人の多さが明らかとなった。なだい、めいだい、またそれ以外の読み方で読んでいたという声が寄せられ、想像以上に混沌としていたことが発覚。手軽にそばが食べられるお店として愛され現在首都圏を中心に100店舗以上あるが、なかなか定着しない正しい読み方…
名代 富士そばマーケティング広報担当の尾曲寿美さんに話を聞いた。
――なだい、となった理由は?
尾曲:創業者の丹道夫が「富士山の様に立派で有名な立ち食いそば店にしたい!」という思いで1972年頃より、屋号を「名代富士そば」にしています。名代(なだい)とは、名前が知れて評判が高いことを意味しているんです。
――フィリピンにもお店があるそうですが、海外の人は正式に読めていますか?
尾曲:アルファベット表記のNADAI FUJISOBAを見て、「NADAI(ナダイ)」と呼ばれることが多いですね。音や記号として受け取られているのではないか、と思います。
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SNSでは「めいだい派だった!知らなかった」という反響が多く寄せられたが、「みょうだい、かと思ってた」「なしろ、と読んでた」「「めいよ、と読んでいたことは秘密にしておいてください」などの意見も。これを機に「なだい」と正しい読み方を覚えて、美味しいそばをいただきたい。