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維新・吉村代表 連立協議中のテレビ“出ずっぱり”の理由問われ「国民の知る権利」「言ったこと確実に残る」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
吉村洋文氏
吉村洋文氏

 日本維新の会の吉村洋文代表(50、大阪府知事)が22日、大阪府庁で、自維連立政権樹立後初の定例会見に臨んだ。

 記者団から、自民党との連立協議が始まって以降、吉村氏がテレビ番組などに出演するペースを増やしたことに対して、どのような狙いがあるか問われた。

 ワイドショーやニュース、情報番組などに“出ずっぱり”だった吉村氏は「国民の知る権利があるからだと思っています」と即答。「ものすごく大切な時期にどういうことを考えているのか。大切な決断をする時に、どういう価値観で動こうとしているのか。そこをしっかりと僕は、国民の皆さんに伝えるべきだという思いでやっています」と説明した。

 さらに「公のところで発信すると、もう後戻りもできないですから。普通はアンダーでゴニャゴニャ…ってやって、もうわからんようになるというのはよく政治でありますけど。僕はそういうのが好きじゃないので。ある意味、オープンでフルオープンで。テレビはメディアのフルオープンですから、言ったことは確実に残りますしね。多くの人が知ることになる」と、テレビに出る重要性を強調した。

 吉村氏は「やっぱりこういう判断で、こういう思いで、こういう決断をしてるんだということをきっちり伝えていくことが僕は大切だというふうに思っていますので、頑張ってやってます。今、決断の時だと思ったんです。やっぱりリーダーって決断しなきゃいけない時期というのがあると思ってて、今回だと思ったんですよ」と胸中を明かした。

 「自民党も過半数に足りてない、公明党が離脱したみんな引いていく…国の運営どうなるの?ってなった状態で、しかも21日には首班指名がある。これは党首として短い期間だけど、決断しなければならない時期だと。逃げてはいけない時期だと判断をいたしました」と振り返った。

 「後ろに、陰に隠れてやるよりは、表に出るべきだという判断、決断をしたということです」と主張を重ねた吉村氏は「これはどう思うか教えてくれ、とメディアから依頼があるというのは、そこに興味があると考えている国民が多いから、僕は依頼があると思っているので、そこはできるだけ対応して、自分の考え方を伝えていきたいと思っています」と、メディアへの積極的な出演を継続するとした。

 18日のX(旧ツイッター)で「急遽予定変更して東京で連泊。パンツとTシャツがなくなったので、コンビニで購入したのは、若い時以来です」とつづった吉村氏は「次の臨時国会で、僕が申し上げたことをこれから実践していく場面に入っていくと思うので、そういう機会(メディア出演)も減ってくると思います。ちょっとゆっくり寝られる機会も。コンビニでパンツを買う機会も減るんじゃないかと思います」と笑みを浮かべた。

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