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自民総裁選で“蚊帳の外”扱い→公明党は「相当怒って」る、維新・藤田氏が暴露 国民・古川氏も「甘く見ない方がいい」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
高市早苗氏
高市早苗氏

 日本維新の会の藤田文武共同代表(44)、国民民主党の古川元久代表代行(59)が5日、フジテレビ系「日曜報道THE PRIME」に出演し、公明党の“怒り”について明かした。

 自民党総裁に高市早苗氏(64)が選出されたことについての話題。高市早苗氏は4日午後、公明党を訪れ、斉藤鉄夫代表(73)ら幹部と面会した。公明党側は「政治とカネ」「靖国神社参拝」「外国人との共生」などについて懸念を示した。連立拡大を視野に入れた、維新の「副首都構想」についても「大きな疑問点を持っている」などとして、けん制した。

 この公明党の反応について藤田氏は「もれ聞こえてくるところで言いますと」と前置きした上で「自民党の総裁選挙が『連立を拡大する』っていう話がけっこう盛り上がったので、公明党さんとどうしていくかっていうことを誰も言わなかったので、相当怒ってらっしゃるっていう話は聞いていた」とポロリ。総裁選の議論の中で“蚊帳の外”扱いされていたことに公明党が憤慨していると明かした。

 また「維新の都構想(副首都構想)についても言及していらっしゃるので、これはどっかの一番効果のあるタイミングでクギを刺したいと思ってらっしゃったのはわたしたちも感じていた」と維新に対してもけん制していると言及。「理知的に冷静に議論をさせてもらいたいなと思っています」と冷静に受け止めていた。自民と公明の連立解消については「不可能だと思います。簡単には離れられない、選挙の事情だと思います」と分析した。

 一方、古川氏は公明党の斉藤鉄夫代表について「あの温厚な斉藤さんがここまで言うっていうのは、あんまり自民党も甘く見ない方がいいと思いますよ」と指摘。藤田氏は「緊張感あっていいんじゃないですかね」と公明党の怒りにも理解を示していた。

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