3人組ロックバンド「The Songbards」が3日、公式X(旧ツイッター)アカウントを更新し、急きょ解散したことを発表した。
公式アカウントに「The Songbards解散のお知らせ」と題した文書を公開。「突然のご報告となり大変心苦しいのですが、このたび、年末年始に予定していたライブを含む全ての活動を中止し、本日をもってバンドとしての活動を終了、解散することとなりました」と電撃発表した。
解散について「この決断に至るまで、長い時間をかけて話し合いを重ねてまいりました」としながらも、「しかし、メンバー間の信頼関係が大きく揺らぐ出来事が続き、バンドとしての基盤を保ちながら活動を続けることが難しい状況となりました」とメンバー間でのトラブルがあったことを示唆。詳細は具体的には明かさなかったが「バンドとして一丸となって音楽を届けることが難しくなり、限界を感じた結果です」と記した。
この解散発表の後、メンバー個々人も自身のXで解散を報告した。ボーカル・ギターの上野皓平は文書を公開し「公式の文にもある通り、メンバー間の信頼が大きく揺らぐ出来事が続きました。それは自分自身の未熟さや行動に起因するものであり、解散とライブ中止という結果の責任は自分にあります」と原因が上野自身であることを告白した。
続けて「八年を共に活動してきたメンバーの信頼を裏切る形となり、支えてくださったスタッフや関係者の方々、そして何より応援してくださったファンの皆さまにご迷惑をおかけしてしまったことを、心からお詫び申し上げます」と謝罪。今後については「これから先、自分の過ちや至らなさを反省し、新しい歩みを考えていきたいと思っています」と記した。
同じくギター・ボーカルの松原有志は、解散について「メンバーとは何度も話し合いを重ねてきましたが、これまでに大切にしてきことと、これから大切にしたいことを、ソングバーズらしさを保ったまま両立させることは、どうしても難しくなってしまいました」と説明。ドラムの岩田栄秀はライブ中止について「結末を見届けていただきたい気持ちはとても強く、そのための話し合いの機会を積極的に設けましたが、同じステージに立てるほどの信頼回復は叶わず、中止の運びとなりました」と記した。