ハリス・ディキンソン(29)は、ジョン・レノン役を演じることに恐怖を感じたという。サム・メンデス監督によるザ・ビートルズを題材にした4部作の映画で、ポール・メスカル、バリー・コーガン、ジョセフ・クインと共演するハリスは、1980年に40歳で銃弾に倒れたジョン役を引き受けることに「少し」ためらいがあったと認めている。
英サンデー・タイムズ紙のカルチャー誌にハリスは「このキャラクター、つまりアイコンの偉大さゆえに、恐怖を感じたよ。常に不安はあるけど、毎日この役を演じられることは僕にとって光栄なことだから、それに伴う露出への不安はそれほどなかった」と明かした。
そして、ジョン役に抜擢されたことに対する家族の反応については「父はリバプール近郊の北部出身だから、とても感激していたよ。母は信じられない様子だった」と語り、「でも、面白いことに、うちの家族は驚くほどすぐに気持ちを切り替える力があるんだ。先日、ポール(マッカートニー)に会ったと家族のグループチャットに書き込んだら、ひとりが『わあ!』と言った後、話を切り替え、公園で撮った(甥と姪の)写真を送ってきたよ」と続けた。