女優のジュリア・ロバーツ(57)が、新作映画『アフター・ザ・ハント』で共演したクロエ・セヴィニー(50)との初顔合わせについて振り返った。
バラエティ誌のインタビューでジュリアは「クロエに会うことに関してとても興奮し、また緊張もしていた」と振り返り、「私の家で、皆がキッチンのテーブルに集まって座っていた時のこと(ジュリアの娘の)ヘイゼルが自分のランチを作っていて、私たちは脚本について話し合ったり、リハーサルをしたりしていた。そしたらプロデューサーのアラン(マンデルバウム)が『クロエがもうすぐ到着する』と言いながら入ってきたの。私が顔を上げると、(共演者の)アヨ(エデビリ)も顔を上げて目が合ったの。ルカ(グァダニーノ監督)が『どうした?』と聞くから、私は『怖い』と答え、アヨも『私も』と言った」と語った。そして、「ヘイゼルは『私はガレージから出て行く』って。私たちは本当に興奮と緊張でいっぱいだったわけ」と明かした。
一方のクロエは同作の撮影を通してジュリアとの関係を深めていったとして「撮影が終わった時に『自分にはもっとジュリアが必要』と思った。帰りの飛行機で、あなたの映画を3本も観ちゃったわ。もっと見たかったけど!『ノッティングヒルの恋人』『ベスト・フレンズ・ウェディング』、3本目は思い出せないけど。『もっとジュリアが見たい!』って感じだった」と明かし、「初めて会った時から彼女に親近感を覚えた。リハーサルのために自宅に招待してくれて、ビーチハウスに滞在したの。本当に気前が良くて寛大だった」と話した。
同作でクロエはジュリア演じる主人公アルマ・オルソン教授の友人で大学の学生連絡係を演じる。
同僚(アンドリュー・ガーフィールド)が重大な告発に直面したことで自身の秘密に満ちた過去に直面するアルマを演じるジュリアだが、この役柄の表現については「最も難しかったのは共感や同情を抱かない人物ということ」「私自身としては『ああ、どうやって彼女を支えればいいんだろう?』という気持ちになる。でも彼女は支えられるような存在じゃなかった。私個人は母性的な性格で、皆を集めて養い、世話をしたいって思う方。彼女は私の人生で抱いてきたあらゆる本能の正反対だった」と困難だったという。