自民党の高市早苗前経済安全保障担当相(64)が19日、国会内で記者会見し、総裁選への立候補を正式に表明した。
主要政策の中でエネルギーについては「資源安全保障の強化」を提言した。次世代核融合炉など新技術開発の支援を明言した。
「化石燃料を頼って国富を流出させたり、資源国に頭を下げる外交を終わらせたい。何としても日本のエネルギー自給率を引き上げていきたい」と考えを明かした。さらに「これ以上、わたしたちの美しい国土を、外国製の太陽光パネルで埋め尽くすことには猛反対でございます」と力説。「まもなく耐用年数を迎える初期型太陽光パネルの安全な廃棄、それも大きな課題です」と問題点を指摘した。
太陽光発電については、北海道の釧路湿原の周辺での大規模施設「メガソーラー」の建設について、環境破壊に伴う希少な野生生物への影響を懸念する声があり、規制を求める動きもある。